【ご本人の声】
この度は,私の起こした盗撮事件に関しまして,末原先生に大変お世話になりました。
本当にありがとうございました。
末原先生には,被害者様への謝罪文や,被害者等心情分析表,上申書の作成を通して,とても的確なご指導を頂き,自分の認識の甘さや歪みを理解し,全力で取り組まなければならないという決心をつけることができました。
盗撮事件を起こしてから数日間,どうしてよいのかまったく分からず,不安な日々を過ごしていたため,末原先生のアドバイスを受け,自分のやるべきことがわかったことで冷静さを取り戻し,しっかりと自分の問題に向き合うことができたと思います。
また,末原先生に,盗撮や性依存に関する書籍や依存症治療クリニックを紹介していただいたことで,私の抱える問題について,正しい知識を得ることができました。
私がなぜ盗撮に走ってしまったのか,どういうときに盗撮をしてしまうのか,そしてどうすれば盗撮をしないでいられるのかなどを,しっかりと考える機会を頂き,今後更生していくに当たって,とても大きな柱を得ることができました。
末原先生には,事件に関することはもちろんのこと,私の人間性や,今後の人生に関してもお話しいただきました。
真っ当な人間を目指す上で,今の私に足りないことを熱心にご指導いただき,自分自身や家族,周囲との関わり方について見直す契機となり,これからの人生で道を踏み外すことなく生きていくための大きな糧となりました。
今回,結果として,私の起こした事件が送検されることはありませんでしたが,末原先生に教えていただいた多くのことを肝に銘じ,二度と罪を犯さぬようまっすぐに生きていこうと決意しました。
改めまして,本当にありがとうございました。
【お父様の声】
この度は,高校生の息子が起こした盗撮事件で,大変お世話になりました。
警察から,息子が盗撮で捕まったという連絡を受けたときは,正直頭が真っ白になりました。
警察署で,被害者様にどのようにお詫びをすればよいかを尋ねましたが,加害者が直接お詫びをすることができないことを伝えられ,また,今後息子がどのような手続を経て,どのような処分を受けるかの想像もつかず,途方に暮れました。
そのような状況でインターネットを調べる中で,少年犯罪の弁護実績が豊富な末原先生を知り,ご相談しました。
自分の中では,弁護士の先生に依頼をするということは,被害者様との示談交渉や,裁判時の弁護をしていただくということを想像していましたが,末原先生のご対応は,私の想像を大きく超えるものでした。
お電話した直後に面談していただき,その日のうちに契約を行いましたが,今後やらなければならないことを,当日丁寧に教えていただいたことで,まったく先が見えない状態だったのが,今後やるべき課題がクリアになり,漠然とした不安がなくなったことが思い出されます。
まず,盗撮という犯罪には,性嗜好障害という依存症の側面があるということで,専門の病院を教えていただき,早速息子の通院を開始しました。
同時に,両親も同じ病院の家族勉強会に毎週参加し,依存症の基礎知識や,依存症との接し方,どのように回復させていくかを勉強しました。
並行して,息子は,被害者様とそのご家族様への謝罪文を作成しました。
末原先生からは,依存症の専門医や性被害者の方が執筆した書籍のご案内も頂き,また,被害者様やそのご家族様の心情分析を,熱心に何度もご指導いただき,息子も,自分がいかに卑劣で多くの人の心を傷つける犯罪をしてしまったかということを真剣に受け止め,言葉として表現することができました。
そして,二度と盗撮ができないようにするため,また被害者様に近づく機会がないように,末原先生にご指導いただきながら,様々な対応をすることができました。
自分たちだけで考えていたら,ここまでの対応は考えられなかったと思います。
盗撮は,卑劣かつ繰り返してしまうリスクがある犯罪でもあることを,改めて気づくことができました。
家庭裁判所に送致されることを想定して,末原先生から,事件前までの息子の育て方から今後の取組みまで考える機会を頂きました。
末原先生とディスカッションを重ねながら考えましたが,今までの両親の対応の浅さや甘さを痛感するとともに,今後息子を更生させていくための強い決意もすることができました。
結果的には,非常に幸いなことに,警察による厳重注意ということで,検察や家庭裁判所への送致には至りませんでしたが,末原先生に出会え,多くのご指導を頂いたおかげで,息子が盗撮を起こしてからの5か月間,息子も両親も正面から事件に向かい合うことができ,今後の更生に向けて強い気持ちで取り組んでいけると考えています。
これからが家族にとって長い更生への始まりであり,末原先生と話し合って決めた約束をしっかりと守って,二度と盗撮を起こさせないようにしていきたいと思います。
この度は本当にありがとうございました。
重ねて御礼申し上げます。
【お母様の声】
高校生の息子が盗撮の罪で取調べを受けているという鉄道警察からの電話は,まさに青天の霹靂でした。
警察,検察,裁判所,被害者,示談など,これまで生きてきた中で関わったことのない縁遠いはずの言葉が,急激に自分の目前に迫ってくる恐怖を感じました。
果たしてこれからどのように手続が進むのか,我々保護者はどう動くべきなのか,被害者の方にはどうお詫びをしたらよいのか,学校は退学にならないか,息子の将来はどうなるのか…。
不安で押し潰されそうな中,インターネット検索で辿り着いたのが,末原先生の事務所でした。
「とにかくスピードが重要」とのHPの言葉に背中を押され,お電話で相談したその日に事務所を訪問し,正式にお願いすることとなりました。
末原先生にご相談することで,これからどのように手続がなされるのか,示談の進め方など,自分たちがやるべきことの道筋が見えてきました。
息子の通院先や,犯罪心理を学ぶための書籍もご紹介いただきました。
事務所に伺うまでは,先の見えない不安でいっぱいでしたが,末原先生のお話を伺うことで,これから我々がどう動けばよいのかが定まり,息子が罪を償うこと,そして息子を守るために全力を尽くそうという活力が沸きました。
末原先生は,「人として男としてどう生きるべきか」という,人間の根本的で本質的なところを,本当に大事に指導されていると感じました。
被害者様への謝罪文を作成する際も,まず「被害者様やそのご家族様がどのような心情でいるか」を考え分析することに,長い時間をかけて取り組みました。
分析の過程では,末原先生から何度も電話で内容についてご指摘いただき,その都度息子も両親も何度も深く話し合いました。
その間,息子は,自分の犯した罪と向き合い続け,それはいかに自分本位で身勝手な考えで罪を犯したかを思い知らされる作業でした。
しかし,精神的にも辛いこの作業があったからこそ,息子は,自分の行動がいかに被害者の方を傷つける重大な罪であったかを,自分事として実感することができました。
幸運なことに,息子の事件は一転「補導措置」となり,検察に送致されず終了となりましたが,この5か月間の末原先生とのお付き合いで,本当に様々なことを学ばせていただきました。
人としてどう罪と向き合うべきか,自分の弱さとどう向き合うべきか,末原先生に丁寧に熱くご指導いただいたことは,息子の今後の人生にとって貴重な財産になったと思います。
また,我々保護者にとりましても,息子との向き合い方,親としての責任,人として本質的かつ大事なものとは何かなど,自己と家族を深く見つめる機会を頂き,心から感謝しています。
今後は,末原先生から頂いた数々のご助言を胸に,息子とよくコミュニケーションを図りながら,二度と再犯させないという堅い決意の下,更生に向けて家族で取り組んでまいります。
本当にお世話になり,ありがとうございました。
末文になりましたが,末原先生のご健康と益々のご活躍をお祈り申し上げます。