【ご本人の声】
この度は,私の犯した事件に関し,被害者様との示談,そして不起訴という結果に導いていただいたこと,誠にありがとうございました。
また,私の心に問いかけをしてくださり,今後の人生において過ちを犯さないと強く意識づけをすることにも寄り添っていただきましたこと,重ねて深く感謝いたします。
今,こうして一通り落ち着いた後になって改めて,自分のしたことによって,周りの人の生活をも駄目にしてしまうかもしれなかったことを感じ,戦慄する思いです。
テレビのニュースを見るたびに,自分もこうなっていたかもしれないと思うと,心が重くなります。
身から出た錆ですが,積み上げてきたものが崩れるのは一瞬だということを,身をもって感じました。
ただその中で,自分にはあと一度だけチャンスが与えられたと思い,これからの日々の生活の中で,自分はどのように過ごすべきなのかということを,常に問い続けたいと思います。
人に迷惑をかけない,自分を律する,自分の行動が周囲に与える影響を考える,そういった当たり前のことを肝に銘じ,事あるごとに意識して生活をしていきたいと思います。
改めまして,この度は本当にありがとうございました。
【お父様の声】
まず初めに,今回息子が犯した器物損壊事件に対し,被害者様との間で早期に示談を成立させ,不起訴処分に導いてくださったことを,大変感謝しております。
息子が事件を起こしたのは昨年でしたが,今年になって警察からの連絡で取調べを受けることになったのを本人から告白され,事件の内容を聞いた時には,目の前が真っ暗になりました。
急ぎ弁護士に相談しようと考え,複数の大手事務所に相談しましたが,杓子定規で流れ作業のような対応に正直信頼感を持てず,不安は募るばかりでした。
そんな中,たまたま末原先生の事務所のHPを見つけて,藁をもすがる思いで電話相談させていただいたところ,これまでの事務所とは全く異なる親身な対応で,私が不安に思っていた点に的確にご回答いただき,信頼のおける方だと確信し,弁護活動をお願いすることにしました。
取調べ前には息子に細かなアドバイスをいただくとともに,二度とこのような罪を犯すことのないようにと様々な書籍をご紹介いただいたり,カウンセラーのご紹介をいただくなど,息子の将来も考えたケアをしてくださいました。
前科も付かずに済み,息子にはずっと感謝の気持ちを持ち続けてほしいと思っています。
そして何より,被害者様が抱えてしまった心の傷を一生忘れず,二度とこのような過ちを起こさないと日々自分自身に誓いながら,毎日の生活を送るようにしてほしいと願っています。
また,親である私も,息子をしっかりと見守っていきたいと思っています。
この度は,本当にありがとうございました。