このたびの事件では，末原先生に大変お世話になり，ありがとうございました。
被害者様やそのご家族様に対する謝罪文を書くことを通して，様々なことを学ばせていただきました。
私は，事件の際逮捕されず，本当の意味での罪の意識を感じていなかったと思います。
謝罪文を書く際には，被害者様やご家族様の感情，罪の重さに私自身が自ら気づけるまで，末原先生から様々な指摘をいただきました。
謝罪文を書く過程で，末原先生が，時間をかけ，親身になって一緒に考えてくださったおかげで，被害者様及びご家族様の恐怖や怒りの気持ち，自分が犯した罪の重さに心底気づくことができました。
また，ご指導は，自分に足りないものを知り，自らを律することができるようにしていくためのきっかけとなりました。
二度と同じような罪を犯させないという非常に熱いお気持ちを感じ，全ての弁護活動が私の今後への学びとなるものでした。
事件後，末原先生の薦めで，専門のクリニックに通院を始めました。
再び事件を起こさないため，自分に足りないものを自ら学ぶことができるようにしていくためにも，不起訴処分が下された後も，新しいプログラムに自ら参加して治療を継続しています。
これも末原先生のアドバイスと，親身なご指導のおかげだと思います。
警察での取調べでは，前日の夜に不安になり末原先生に電話をすると，一つ一つ丁寧に親身になって説明してくださいました。
また，パニックになりやすい私自身の性格を率直に指摘していただき，却って落ち着くことができました。
取調べ後も，取調べ内容を事細かに聞いてくださり，それに対してのアドバイスや課題をその都度話してくださいました。
検察庁での取調べの際も，前日に不安な気持ちを一つ一つ聞いてくださいました。
取調べ後にその内容をお伝えすると，一つ一つの事柄について明快に説明してくださいました。
更生計画書の内容のご指導も的確で，自分では考えが至らない部分まで丁寧にアドバイスをしてくださり，実行することができました。
また，警察への示談交渉の連絡や書類送検の確認，検察庁への更生計画書の提出など，非常に迅速に行ってくださいました。
今回，正直に申しますと，略式起訴は決定的だと思っていました。
しかしながら，末原先生の丁寧，迅速かつ的確な弁護活動により，不起訴という感謝してもし足りないような結果になりました。
不起訴の知らせをくださったお電話は今でも忘れられません。
末原先生は検察庁のことにも詳しく，不起訴になった経緯について，考えられる全てを一つ一つ丁寧に教えてくださいました。
今回，末原先生でなければ，このような不起訴という結果にならなかったと強く感じました。
弁護活動を超え，本当に私個人のことを考えてくださった親身なご指導に感謝の気持ちしかありません。
このたびは，本当にありがとうございました。
