【ご本人の声】
この度は，私が起こした事件について，末原先生に弁護していただいたことを，大変感謝しております。
過去に同様の事件を起こして警察に捕まったときは，もう二度とこんな思いはしたくないし，自分一人の力で止められるだろうと思っていました。
結果的には再犯して捕まり，どうにもなりませんでした。
捕まって間もなく，この先生なら何とかしてくれるかもしれないと，必死の思いで末原先生にご相談しました。
今思い返せば，大正解でした。
末原先生は，すぐさま専門のクリニックに通院すること，関連書籍を読むことなど，様々なことを勧めてくださいました。
末原先生からの言葉がなければ，私は変わることができなかったですし，ここまで言葉をかけてくださる方は多くないと思います。
今回は，示談に至らぬまま不起訴処分という形での終結となりましたが，末原先生から，「少なくとも，あなたの更生への取組みは評価に値するものなので，そこは自信を持ってほしい」と褒めていただけたのがとても嬉しかったです。
今も週2～3日はクリニックに通い，問題行動を起こすこともなく生活できています。
ここまで自分が変わることができたのは，末原先生のおかげであり，感謝してもしきれません。
今後も，末原先生がおっしゃっていたとおり，「数多の被害者を生んでしまったことを常に忘れず，再犯しないよう治療を続けること」を実践していきたいと思います。
この度は，誠にありがとうございました。
【お父様の声】
警察署から，息子が盗撮容疑で身柄を確保されたとの電話を受けたとき，まさか，と思いました。
再犯です。
初犯の際，被害者様との示談交渉が難航したこともあり，もう同じようなことはないだろう，と信じこんでいました。
再犯してしまった息子が自ら選んだのは，更生へ向けた取組みに力を入れているという，末原先生の事務所でした。
これまで親子ともに認識が甘く，初犯のときは対応が遅れ，被害者様や検察官を怒らせてしまった私たち。
息子なりに，何とかしなくては，との考えだったのでしょう。
末原先生の取組みは想像を超えていました。
更生するためになすべきことは様々ありますが，息子はもちろん，我々両親に対しても直接電話をし，行動に移すことを勧めてくださっただけでなく，それぞれの心の持ち方についてもアドバイスしてくださいました。
性嗜好障害という病気への理解，普通の病気のように完治するものではないこと，本人が努力して改善の方向に向かっていても，ふとした拍子に戻ってしまう恐ろしさ。
多くの加害者に関わってこられた経験で，相手の行動がかなり予測できるご様子で，そうした知見をもとに，息子の内面にも深く関わっていただけました。
我々両親とも深い話をし，周囲の友人などよりもはるかに，息子の性格を把握されたのではないでしょうか。
いくつも抱えておられる案件で毎回こんなことをやっていたのでは，とてもじゃないが身が持たないのではないか，と妻と心配していました。
今度こそ息子が再犯に至らないよう，末原先生のご尽力を胸に，家族で対峙していきます。
本当にありがとうございました。
【お母様の声】
再犯した息子が自ら選んだ末原先生は，息子の犯罪に驚き呆れ，向き合い方が分からなかった親の無知と勘違いを，丁寧に正してくださり，向かうべき方向性を示してくださいました。
ともすれば都合の良い言い訳を考え，楽な方向に向かってしまう息子には，親よりも真剣に向き合い，何度も話し合いをし，やるべき更生計画を考えさせ，実行に導いてくださいました。
親子それぞれの立場で問題に向き合うため，クリニックでの治療や家族会への参加を勧められ，依存症は完治しない病気であることを知り，ショックを受けました。
ですが，本気で毎日の生活を見直せば回復に向かうことができると末原先生に励まされ，更生計画を作成することができました。
親も息子とともに学び，努力する毎日でしたが，はじめは親の都合で中々踏み切れなかった生活上の制限も，腹をくくれば案外できることに気づかされました。
改めて振り返ってみれば，大きな力となったのは末原先生の言葉でした。
次第に，末原先生の激励から，問題に取り組むパワーを頂戴するようになり，先生に何でも相談したり疑問をぶつけたりできるようになると，頼もしく信頼できる相手になっていたのでした。
今も親子でクリニックに通い，治療を受けています。
不起訴が確定してホッとしておりますが，被害者様やそのご家族様のお気持ちを考えるたび，申し訳ない気持ちになります。
いつまでも油断せず，末原先生に二度とお世話にならないよう，親子で努力していきたいと思います。
本当にありがとうございました。
