こんにちは,事務局の者です。
暑い夏もようやく終わり,秋の夜長に本でも読もうかな,と思える季節になってきました。
そこで,遅ればせながら,今年の春に本屋大賞に選ばれた「羊と鋼の森」を手に取りました。
とても柔らかな文体で書かれており,登場人物が皆純粋で美しく,読んだ後,とても温かい気持ちになりました。
この本は,主人公が,高校生のとき,学校に来ていた調律師と出会い,その人が調律したピアノの音色に惹きつけられ,調律師を目指していくという物語です。
私にとっても,ピアノは身近な存在で,音色に惹きつけられるというのはよく分かります。
我が家のピアノは,もう潰れてしまった海外メーカーの古いもので,たまに低いラの音が出なくなることもありますが,中々味のある音を出します。
年に1度は調律してもらうのですが,その度に調律師さんは,「ヤマハに買い替えた方がいいよ,壊れにくいから」とアドバイスをしてくるのです。
調律師さんから見て,どうも相当酷いピアノのよう(泣)
ですが,古くても,たまに壊れても,思い出がたくさん詰まった,個性ある音を出すピアノを捨てるなんて考えられません。
古女房を捨てて,若い女と一緒になるようなものですから!(事務局)
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